あってはならない殺人事件。
2021年10月31日に京王線で無差別事件が起きてしまいましたが、こういったことを防ぐ対策はどうなっているのでしょうか?
小田急線事件や東海道新幹線での事件など過去にもいくつか起きています。
とくに東京など人口が多い都市ほど公共交通を使用される方が多いのでこういった事件があると心配になりますよね。
そんな悲しい事件のたびに各鉄道会社が安全対策を進めているそうです。
京王線の無差別事件などを防ぐための対策や日頃から私たちも心掛けておくべきことなどまとめました。
自分の身を守るためにもぜひチェックしてみてくださいね!
京王線事件万が一の対策は?
出典:産経ニュース
ハロウィンに起きた京王線での事件。
犯人は人がたくさん乗るハロウィンを狙って人を殺す目的で事件を起こしました。
あってはならないことですが過去にもこういったあり得ない行動をする人がいました。
そのたびに各鉄道会社も対策をされてきています。
2018年6月、東海道新幹線で乗客3人が車内で殺傷された事件
・警備員を全車両に同乗させる
・司令室や乗務員同士の通話システムを導入
・医療器具や防護盾、刺股なども搭載している
2021年8月、小田急電鉄での無差別事件
・JR新宿駅で警視庁と合同訓練を行う
・乗客の避難誘導や犯人確保での警察との連携を進めている
・すべての車両に防犯カメラを設置する
・司ホームに防犯ボタンを設置して駅事務所や警備会社と直結している
また、東京メトロではおよそ4割設置している車内の防犯カメラの設置を進め、注意喚起のポスターを駅構内に掲示しているそうです。
国も安全対策に乗り出している
・車内アナウンスなど「見せる警備」の強化
・防犯カメラの不審者・不審物の探知にAI技術を導入
・ピクトグラムを活用した非常通報装置の整備など進める
警視庁も各鉄道会社などと頻繁に訓練をしているそうです。
自分で自分の身を守るためには?
出典:J-CASTNEWS
様々な事件が起こるたびに各鉄道会社や警察、国でも対策をされてきていますが、特に利用者の多い東京では対策にも限界があるようです。
「走行中に後ろを振り向いて状況を確認するのは難しい。運行の安全も考えると、運転士が犯人を取り押さえるのも困難だ」と指摘。「在来線で刃物を振り回す事案は訓練でもあまり想定しておらず、具体的な対応がないのが現状」と話す。
出典:朝日新聞
確かに防犯カメラなどで後から犯人の特定がされやすいことや防犯ボタンなどで事件の情報をいち早く知らせることはできますが、
今回のように逃げるしかない状況もありますよね。
車内で火災などが起きた場合にも煙を吸わないためにハンカチを普段から持ち歩くようにすることも大事です。
そして何よりも大事なことは、パニックにならないことです。
どんな状況でも落ち着くことが第一です。
そしてとにかく逃げましょう。
また今回の京王線事件では非常ドアコックが押されて停止位置がズレたためにドアが開かなかったようですが、
正しく使えば非常ドアコックで身を守ることができます。
基本的には車内でアナウンスがあればまずはそれに従うことが優先です。
緊急の時、さらには停車している時であればこちらを使用できます!
ドアの右上にあるので普段電車に乗る時にチェックしておきましょう。
知っておくだけでいざという時に役立つでしょう。
とくに火災時は一刻を争います。
#京王線 知っておこう、学校でこういうの教えてほしい pic.twitter.com/p5uARtVuHi
— にゃん (@nyannyanh1) October 31, 2021
京王線事件万が一の対策は?まとめ
様々な事件のたびに各鉄道会社や警視庁、国も安全対策を強化しています。
しかしいざという時は自分で自分の身を守らなくてはいけません。
そこで大事なことは
パニックにならない
落ち着く
とにかく逃げる
そしていざという時のために非常ドアコックを使用することもあるので
覚えておくといいですね!