7月7日といえば七夕ですよね.
織姫様と彦星様が合える日だと知られていて短冊に願い事を書いたりしますよね。
また七夕と言えば素麺を思い出しますが、素麺を食べる意味とは何なのでしょうか?
その由来とは?
古くから知られている日本の行事となっている七夕。
そんな七夕に素麺を食べる意味や由来など詳しくご紹介します。
七夕に素麺を食べる意味とは?
7月7日は七夕ですよね。
七夕のご飯と言えば素麺というのが浸透していますが、素麺を食べる意味とはなになのでしょうか?
実は『7月7日は素麺の日』と呼ばれるほどなのだそうです。
事の発端はなんと、1100年も前です。
そうめんの原型とされる「索餅」(さくへい)が旧暦7月7日の七タの儀式に供えられたという記述があるそうです。
「索餅」(さくへい)
というは、中国から伝わった小麦粉と米粉を水で練り塩を加えて縄状にしたものであり、「7月7日に索餅を供えると無病息災によい」という言い伝えが日本にも広がったそうです。
ちょうど七夕と被っているということになりますね。
また素麺が天の川に見立てられるという観点から、素麺を七夕に食べるようになったともいわれています。
今では家庭だけでなく学校給食等でも七夕に素麺を食べるという風習が続いていますよね。
では、七夕の由来は何なのでしょうか?
七夕の由来とは?
七夕の由来は何なのでしょうか?
五節句の一つであり、天の川の両脇にある彦星(牽牛星)と織姫(織女星)とが年に一度相会する
それが七夕なのです。
ところで織姫と彦星とは?
昔織姫と彦星という男女がいました。
織姫は機織りの仕事をしていて働き者。彦星は牛の世話をしているしっかり者でした。
やがて2人は結婚します。
しかし結婚したとたんに2人は働かなくなります。
怒った神様は天の川を2人の間に作って離れ離れにしてしまいました。
悲しみにくれた2人は泣き続けたので、以前のようにしっかり働くようになったら年に1度だけ会わせてくれると約束し、しっかりと働くようになったそうです。
その年に1度会える日が七夕ともいわれています。
日本だけではなく中国や韓国、ベトナムでも同じような七夕があります。
また、短冊に願い事を書く意味は
織姫が機織りの名手であったことにあやかって、機織りや裁縫が上達するようにとお祈りする風習がありました。
それが現在となっていろんな願い事となったわけです。
保育園や幼稚園でも短冊に願い事を書いて飾りますよね。
そういった風習を現在も大事にしていますが、今後も伝統をつなげていきたいですね!
七夕に素麺を食べる意味とは?まとめ
✅中国から伝わった小麦粉と米粉を水で練り塩を加えて縄状にしたものであり、「7月7日に索餅を供えると無病息災によい」という言い伝えが日本にも広がった
✅素麺が天の川に見立てられるという観点から、素麺を七夕に食べるようになった
お星さまのニンジンを添えたりおくらを添えたりと、各家庭でも工夫している七夕素麺。
これからもこういった風習は大事にしていきたいですね!