ひな祭りもすぎ、ひな人形もしまわないとと思いますが、忙しかったりなんだかんだでひな人形をしまい忘れることってありますよね。
でも、ひな人形をしまい忘れると晩婚になるという言い伝えもあるので、早くしまいたいところです。
ところで、ひな人形をしまい忘れるとどうなるのでしょうか?
本当に晩婚になるのでしょうか?
これを読めばしまい忘れたときの対策もわかります。
くわしくみてみましょう。
ひな人形をしまい忘れるとどうなるの?
ひな祭りも終わり。一生懸命出したひな人形をしまうのってまた大変ですよね。
お仕事があったり、忙しかったりでなかなかしまうのが億劫となってしまうのもわかります。
また、天気がいい日にしまいたい!というのもありますよね。
ただ【ひな人形をしまうのが遅くなるとお嫁に行くのが遅くなる】といわれていますよね。
なぜそのようにいわれているのでしょうか?
厄払いのため
ひな人形は古代中国の厄払い行事であり、現在も流し雛をする地域があるほどです。(藁や紙でできたひな人形)
そういったことから、厄を移した人形をいつまでも身近におかず、早く片付けて災いを遠ざけた方がいいと考えられました。
表現が伝えやすい
片付けを満足にできないようではしっかりとした女性になれずに、お嫁にもいけないよというしつけのためにいわれていました。
例えるのにちょうどいい
早く飾りだすと『早く嫁に出す』、早くしまうと『早く嫁に行く』というように、結婚に結び付けられました。
一言でいってしまえば【迷信】という感じですね。
ひな人形そのものだけではなく出す時から片付けまで何かと意味が込められていますね。
では実際はいつまでに片付ければいいのでしょうか?
いつまでに片付ければいい?年中出しっぱなしの方も
結局いつしまえばいいのでしょうか?
それは、地域によって定められているところもありますし各ご家庭での決まりに従えば大丈夫です。
地域によっては旧暦の4月3日までというところもあります。
また、ひな人形を湿気させてしまうとカビの原因となってしまいます。
なので、なるべく晴れた日に行うのがいいですね!
そしてしまうどころか、年中飾っているお家もあるようです。
これは、ひな人形を【守り神】として飾っている方が多く、大人になってからマイお雛様を購入される方もいるようです。
様々なスタイルがあるので、行事だからといってこうしなくてはという決まりはないですね!
しまうのが遅くなってしまったときの対策は?
それでも、しまうのが遅くなってしまったという方のためにとっておきの対策があります。
それは、お雛様とお内裏様を後ろ向きにすればよいとされています。
これは「雛祭りは終わりました」という意味だそうです。 「片付けを忘れているわけではないですからね!」というアピールができるので、来客が来られた際や「婚期が遅れる」という言い伝えが気になる方は、これをしておくだけで安心感が違いますよね。
ひな人形は人それぞれ考え方や方針も違います。
色んな意見を取り入れる時代だからこそ、ひな人形に対する考え方も様々でOKです。
いろんなスタイルであれど、昔からの行事を大切にしていきたいですね!